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禁煙対策目的としてのニコチンワクチン


現在タバコをお吸いの方で、「禁煙宣言は何回もしました」、という方、多いですよね?

それはタバコ(ニコチンが主犯人)によって、知らないうちに身体的依存が引き起こされていて、急にタバコ止めると、精神の強さだけでは、どうしても乗り越えがたい、禁断症状が大なり小なり起こるからです。

たばこに火をつけてる その禁断症状は、タバコの場合はほんの短い期間です。でもその間に、「ちょっと一服だけ」、「ほんの一吸いだけ」、という妄想に負けて、ついタバコに火をつけてしまって・・・。その一服で、苦しかった症状があっという間に治っちゃいますよね。

 

首尾よく、きつーーい禁断の時間を乗り越えた人も、食事の後とか、喫茶店に入ってだとか、お酒の席でとか、条件反射といいますか、つい、ふーっと、火をつけてしまって・・。その一服が、またおいしいのです。「人生はこうでなきゃ!」、なんて思ったりして、結局、その一服をきっかけに、禁煙宣言撤回!!

 

ワクチンと注射 禁煙を手助けする医学的理論に基づいた治療法がいくつかあります。医者からのカウンセリングを受けながら、ニコチン置換療法(ニコチンパッチやガム)により、体から徐々にニコチンを排除していく方法が一般的です。殆どの方がこの方法で禁煙出来ます。禁断症状が強い方や、精神面に影響が強く出る方においては、ニコチン受容体拮抗薬や抗うつ薬などを併用する方法がありますが、その効果は個人によりバラツキがあるようです。

一番大切なのは、禁煙をずっと続けることです。3〜4ヶ月禁煙したのに、「ほんの1本」のタバコから喫煙を再開される方は、実は非常に多いのです。

 

その「魔の一服」を無効にしよう、というのがニコチンワクチンです。このワクチンを受けていると、仮にタバコを吸っても、脳に行くニコチンをブロックし、たばこによる快感が得られません。以前味わったような気分には到底到達できないと動物実験の結果では考えられます。だからといって、もう1〜2本深く吸っても一向に気分は変らず、まるで違う体質になったかのように感じるはずです。もともと禁煙を決意された方の出来心で吸われた一本に、その効果が無ければ、魔の一本による喫煙再開の可能性は低く、長期間の禁煙成功率が格段にアップすることが期待されます。

これまでの動物を用いた基礎研究では、一般のニコチン置換療法と併用が可能と考えられます。もちろん、ワクチン単独療法も可能です。考えられる禁煙の流れの一例を次に示します。

 

  たばこ依存が強い方、禁断症状が強く出る方
  
「ワクチン」と「ニコチン置換療法」の組合せ

  

  たばこ依存が弱い方、禁断症状が弱い方(絶対我慢する方)
  

「ワクチン」単独療法

  

  禁煙宣言の時にワクチンを受けます。
  ↓
2ヶ月ほどニコチン置換療法を受けます。
  ↓
この間、1ヶ月目、2ヶ月目に再びワクチンを受けます。
 (抗体を短期間に産生するように体に指令を送るためです)
  ↓
パッチが無くなり、本格的な禁煙が始まります。
  
 (出来心の一服を吸ったとしても、吸った気がしません。)
  ↓
タバコがいらない体質になった、と感じて長期禁煙へ。
  ↓
半年〜1年後くらいに、念のためもう一度ワクチンの注射を受け、長期的予防をします。

注)出来心の一服は、避けましょう。

 

  禁煙宣言の時にワクチンを受けます。
  ↓
  ↓
  ↓
1ヶ月目、2ヶ月目に再びワクチンを受けます。
 (抗体を短期間に産生するように体に指令を送るためです)
  ↓
  ↓
  
 (出来心の一服を吸ったとしても、吸った気がしません。)
  ↓
タバコがいらない体質になった、と感じて長期禁煙へ。
  ↓
半年〜1年後くらいに、念のためもう一度ワクチンの注射を受け、長期的予防をします。

注)出来心の一服は、避けましょう。

 

  他の方法よりいいの?
喫煙予防目的の説明をまだお読みでない方
   

 

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このニコチンワクチンは臨床試験の研究段階です。
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